仮想通貨のハードフォークは、分裂という印象が強いかもしれませんが、ブロックチェーンの仕様変更を意味します。ハードフォークを行うことによって、スケーラビリティ問題の改善やバグの修正などの通貨として有用な機能を獲得することが可能です。つまり、アップデートなのです。

ビットコインキャッシュは17年8月にビットコインから分裂したことによって生まれた仮想通貨ですが、過去にハードフォークを3回行っています。

半年に1度はハードフォークを行っていることになり、疑問に思う人も多いでしょう。

では、なぜビットコインキャッシュはハードフォークを繰り返すのでしょうか?

ビットコインキャッシュはビットコインよりもビッグブロックを信条としており、1度の取引をより早く、安く行うことが正しいとされています。ただし、ブロックを大きくするとセキュリティーが脆弱になり易いため、ビットコインと分裂することとなりました。

そして、ビットコインよりも優れた仮想通貨となるために、開発を進めており、度々ハードフォーク(=アップデート)を繰り返すことになっているのです。

言い換えれば、開発をきちんと行っているということですね。

流動性や決済場所の不足という点では、ビットコインに大きく劣るものの、送金及び決済手数料を見れば、ビットコインよりも遥かに安く早く完了します。

今ではスマートコントラクトも実装されており、長い目で見るとビットコインを逆転する可能性もあるかもしれません。

 

では、これまでのビットコインキャッシュのハードフォーク内容について見ていきたいと思います。

2018年5月

この時のハードフォークによる仕様変更は、以下の2つでした。

  1. 1.ブロックサイズが8MBから32MBに変更され、データ処理能力が向上
  2. 2.スマートコントラクト機能の実装

このハードフォークは、機能性をより向上させるためのものでした。

2018年11月

このハードフォークでは、通貨の分裂を招きました。

分裂の要因はブロックサイズを巡る開発者同士の対立です。 開発者はブロックサイズを32MBにしておきたいABCと、128MBに引き上げたいビットコインSVの2つに別れ、ハッシュパワーで決着をつけることになり分裂となりました。

現在ではABCが統括する仮想通貨をビットコインキャッシュ(BCH)、SVの方はビットコインSV(BSV)と区分しています。

ハードフォークでコミュニティー内の分裂が通貨の分裂につながった事例の一つと言えます。ハッシュ戦争とも呼ばれ、市場に大きな混乱をもたらした結果となってしまいました。

2019年5月

ハードフォーク直後にブロックに取引が取り込まれていない現象が発生。短時間で問題は解決したものの、BCHの開発に不安を抱く要因となりました。

ハードフォーク内容は、取引の署名の方式をより軽量化するシュノア方式を実装しました。これにより、従来の方式よりもデータが軽量化され、データ処理能力が向上しました。

 

ビットコインキャッシュのハードフォークは、ハッシュ戦争の結果を受けて仮想通貨市場を低迷させたりSBIバーチャル・カレンシーズから取り扱い中止措置を受けるなどの結果を招きました。

しかし、通貨の機能の向上のためには避けられなかったのかもしれません。どうしてもビットコインとの対比が避けられない通貨であることから、スクラップ&ビルドのような考え方を持つ過激なコミュニティ参加者も多く、様々な犠牲を伴いながらスピーディーな開発を進めているという見方もできるでしょう。

今後もビットコインキッシュは定期的にアップデートを重ねていくことが予想できることから、ロジャー・バー氏やジハン・ウー氏などの関係者の意見を注意深く見守る必要があります。

 

【参考】ビットコインキャッシュ/円 (BCH) 相場・リアルタイム価格情報

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