ビットコインマイニング大手MARA Holdingsは、合計8.05億ドル(約1,200億円)分の転換社債を発行する計画を発表しました。調達した資金のうち、最大5000万ドルは既存の2026年満期の転換社債の買戻しに充てられ、残りの資金はビットコインの追加購入や運転資金、戦略的買収等に使用する予定としています。
同社は2031年満期の無利息の転換社債を総額7億ドル発行予定。さらに、発行から13日以内の初期購入者に対して最大1億500万ドルの追加社債を発行する計画です。
MARA Holdingsは現在34,794BTCを保有しており、企業によるビットコイン保有量ランキングではマイクロストラテジーに次ぐ第2位となっています。同社の株価は発表を受けて-6.5%下落しましたが、直近1年間では72%上昇しています。
米マイクロストラテジー社は約2210億円分のビットコインを購入
昨日12月2日、米マイクロストラテジー社は15,400BTCを追加取得したことを発表しました。
今回の購入額は現在価格で約2210億円にのぼり、11月25日から12月1日の期間に行われました。ビットコイン保有額は合計402,100BTC(現在価格約5.77兆円)で平均取得単価は1BTCあたり58,263ドルとなっています。
マイクロストラテジーのCEOであるマイケル・セイラー氏はビットコインは21世紀最大のデジタル変革である「資本の変革」の中心であると述べ、デジタル資本として従来の資本保全方法に伴うリスクを回避する手段になると説明しています。
企業によるビットコインの保有は米国を中心に進められており、今後も動向に注目が集まります。
記事ソース:MARA Holdings
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