米国の現物型ビットコインETF(上場投資信託)の出来高が低水準で推移しています。
Stantimentの報告によると、主要7社のビットコインETF(GBTC、IBIT、FBTC、ARKB、BTCO、BITB、HODL)の1日の出来高は、直近5日間で最も低い水準となりました。また、今年1月の上場以来の全期間を通しても、左記は低水準の出来高となっています。
米国のビットコインETFへの資金フローは一進一退の状態が続いています。
7月4日には、9社のビットコインETFから609 BTC(当時約3500万ドル)のアウトフローが発生し、グレースケール社のGBTCからのアウトフローは535 BTCを記録しました。
現在のビットコインETF市場のプレイヤーの多くは個人投資家であると指摘されています。
資産運用会社Off The Chain CapitalのCEOであるブライアン・ディクソン氏によると、政府系ファンドや年金基金といった機関投資家によるデューデリジェンス(投資判断のための調査)には8ヶ月から1年以上かかることも珍しくないとのことです。
そのため、機関投資家による本格的な資金流入は、今年の秋以降に発生する可能性があります。引き続き同市場の動向に注目です。
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