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【今からでも遅くない】ビットコイン投資の始め方

筆者: ひろぴー

ビットコインの時価総額は、2017年に1兆円程度でしたが、その後の5年間で約70倍以上になりました。

この背景には、2017年からビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)への認知度が上がり、単純に買い手が急増したこと。そして、取引所にヘッジファンドなどの機関投資家が取引できる暗号資産(仮想通貨)関連商品も取り扱われることになり投資家層が拡大したことがあります。

そんなビットコインですが、「今から投資しても大丈夫?」と思っている人も多いのではないでしょうか?

今回は、ほぼ知識がなくてもサクッと学べるビットコイン投資の始め方をお届けします。

暗号資産(仮想通貨)市場の規模拡大と将来性

冒頭でビットコインの時価総額の増加について紹介しました。

暗号資産(仮想通貨)全体では、2017年におよそ2兆円規模でしたが、2021年のピーク時には300兆円を超える規模まで成長しました。

出所:CoinMarketCap

5年間で150倍にもなったわけです。

その他にも、最近耳にすることが多くなってきたNFTやメタバースの市場規模も大きく成長しています。

NFTの市場規模

2019年 約1億4000万ドル
2020年 約3億3800万ドル
2021年 約130億ドル超え

モルガンスタンレー証券によると、NFTの市場規模は2030年に3000億ドル(約34兆円)まで拡大すると予想しています。つまり、今の20倍以上になるというのです。

メタバースに関しては今年始まったばかりですが、フェイスブックが社名を「Meta(メタ)」に変更し、2021年で約100億ドル(約1兆1400億円)を投資するほど力を入れています。

メタバース関連の暗号資産(仮想通貨)も大きく上昇しており、MANAやENJINは9月から11月にかけて3倍以上になりました。

暗号資産(仮想通貨)関連のビッグニュース

2020年秋から2021年4月にかけて大きく上昇した暗号資産(仮想通貨)ですが、価格を押し上げる要因となった大きなニュースを紹介します。

2020年08月  マイクロストラテジー社がBTCを断続的に購入
2020年12月 米保険企業がBTCを約100億円分購入 🔥
2021年02月  テスラ社がBTCを断続的に購入
2021年04月  大手取引所コインベースがナスダックに上場
2021年09月 エルサルバドルでビットコインが法定通貨として採用
2021年10月 ビットコインETFが米証券取引委員会に初めて認可される 🔥

大きな転機は、2020年12月に米国の大手保険会社マスミューチュアル生命保険がビットコインを1億ドル(約100億円)購入したことです。運用資産3000億円を誇る保険会社がビットコインを購入したことは業界に激震が走り、革新的時代が来たともてはやされました。

その後は、イーロン・マスク氏が度々ビットコインに関するツイートを行うことで話題になり、さらにテスラ社がビットコインを購入。大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるコインベースがナスダックに上場する日までビットコインは高値を更新し続けました。

その後は大きく下落したものの、5月にはエルサルバドルでビットコインを法定通貨として採用する方針を発表。 議会で可決され、9月には法律が施行されることとなりました。

そして、今年最大の材料となったのが米国がビットコインETFを承認したことです。

ビットコインETFは 、2016年から米国で何度も非承認されてきただけに、これは歴史的な出来事となりました。そして、初日の売買代金は10億ドル近くに上り、 2日目には史上最速で運用資産が10億ドルに達したファンドという記録を打ち立てることになったのです。

ビットコインETFの誕生により、機関投資家の多くが投資を行うようになりました。調査会社コインシェアーズによると、10月第3週の暗号資産(仮想通貨)ファンドの資金流入量は、調査以来最大となる14億7000万ドルに達したと発表しています。

つまり、暗号資産(仮想通貨)へ投資を行う規模が拡大している最中といえます。 

暗号資産(仮想通貨)投資を始めよう

どうでしょうか?

暗号資産(仮想通貨)へ投資をしたいという気持ちになりましたか?

それでは、投資方法を簡単にお伝えします。

暗号資産(仮想通貨)へ投資するには、基本的に国内の暗号資産(仮想通貨)交換業者に口座開設を行う必要があります。証券会社に口座を開くことと近いと思ってください。

なお、海外にも暗号資産(仮想通貨)交換業者はありますが、突然使えなくなったり、出金できなくなるリスクがあるため、基本的には国内業者を選ぶ方が良いと思います。

交換業者はたくさんありますが、みんかぶのサイトに紹介ページ(おすすめ取引所)がありますので、そちらをご覧ください。

投資を全く行ったことのない人は、積立投資という選択肢もあります。

参考:暗号資産(仮想通貨)でもできる!1万円からの少額積立投資

ちなみに、GMOコインの積立投資シュミレーションで毎月1万円を3年間ビットコインに投資した場合、36万円が約170万円と5倍近くになることが分かります。※あくまで過去のシュミレーションです

出所:GMOコイン

暗号資産(仮想通貨)の購入時の注意点

暗号資産(仮想通貨)を買う時に、重要な注意点がひとつあります。

販売所と取引所があるのですが、基本的に取引所を使うようにしましょう。

なぜなら、販売所では取引コストが1~5%ほど掛かるような仕組みになっており、暗号資産(仮想通貨)を買った途端に口座資金が大きく減少することが大半だからです。

大事な、資金を堅実に運用するためにも、取引所での購入をオススメします。

参考:ビットコインはどこで買うの?「取引所」と「販売所」の違い

なお、最初の取引は主要暗号資産(仮想通貨)であるビットコインかイーサリアムが良いでしょう。

そして1000円や5000円という少額からはじめることで、暗号資産(仮想通貨)投資を体験するくらい肩の力を抜いて行うことが運用を成功するためのポイントかと思います。

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GMOコイン

※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨を行うものではありません。
投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

ひろぴー

ひろぴー

CXRエンジニアリングCEOとして金融取引ソリューション企業を経営。投資暦は10年以上。株式投資から開始し、FX、先物、商品まで取引。2014年から仮想通貨に投資を開始。同時に仮想通貨投資のエバンジェリストとして執筆・セミナー活動を開始。FX市場で鍛えた世界の投資マネーの潮流を読み取る分析力を武器に、仮想通貨取引でも高い実績を叩き出す。ビットコインFXブログ(https://bitcoin-fx.jp/)を運営中

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