仮想通貨はいくらから買えるの?〜大体の目安などを解説!〜

仮想通貨はいくらから帰るのか 大体の目安などを解説

仮想通貨の認知度は2017年のバブル相場以来、爆発的に上昇しました。

本記事執筆時点 (2020年9月30日)でも、多くの方が仮想通貨に注目していることと思います。

ヤフーグループの仮想通貨交換業者TAOTAO(現SBI VCトレード)の設立にフェイスブックのリブラ(Libra / その後中止)など、一般企業もブロックチェーン技術を導入したり、仮想通貨の業界に参入してきています。

しかしみなさんのなかには、「仮想通貨に興味があるけれど、どうすれば良いのか分からない」、「仮想通貨へ投資したいけれど危ないんでしょ?」、「ビットコインは300万円と高いし、そんなに資金は無い」といった方もいるのではないでしょうか。

しかし大丈夫です。ビットコインは記事執筆時点では約300万円ですが、実は1万円といった少額から購入することも可能なのです。取引所によっては100円程度からの購入も可能となっています。さらにレバレッジをかければ、資金が1万円でも4万円分の取引もできるのです。

今回は、取引所ごとに主要仮想通貨の最小単位や購入金額の違いを詳しく説明します。

目次

1. 仮想通貨には取引単位がある

ビットコイン

仮想通貨といえばほとんどの方はビットコインと答えるでしょう。

そんなビットコインはBTCという表記であり、0.001BTCなどと取引単位があります。また、他の仮想通貨もそれぞれ取引単位があります。

そして先述したように取引所によって最小取引単位というものが異なります。平たくいえば、買える最小のコインの個数です。(便宜上個数と呼ぶこととする)

その取引所ごとの最小通貨単位の差異の表が以下です。

◇仮想通貨取引所ごとの現物取引の最小単位

交換業者 BHC XRP ETH LTC BCH
最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小

bitbank

0.0001BTC

1,000BTC

0.0001XRP

5,000,000XRP

0.0001ETH

1000ETH

0.0001LTC

1000LTC

0.0001BCH

1,000BCH

GMOコイン

0.0001BTC

5BTC

1XRP

100,000XRP

0.01ETH

100ETH

0.1LTC

500LTC

0.01BCH

100BCH

DMM Bitcoin

0.0001BTC

3BTC

1XRP

50,000XRP

0.001ETH

70ETH

0.01LTC

400LTC

0.01BCH

100BCH

ディーカレット

0.0001BTC

20BTC

10XRP

100,000XRP

0.001ETH

500ETH

0.1LTC

1000LTC

0.01BCH

1000BCH

SBIVCトレード

0.000001BTC

10BTC

1XRP

200,000XRP

0.00001ETH

100ETH

0.0001LTC

1000LTC

0.0001BCH

500BCH

BITPoint

0.0001BTC

200BTC

0.01XRP

400,000XRP

0.0001ETH

100ETH

0.01LTC

500LTC

0.0001BCH

200BCH

コインチェック

500円相当

市況による

500円相当

市況による

500円相当

市況による

500円相当

市況による

500円相当

市況による

ブラウザ版であれば、この最小注文数量”未満”でも注文することが可能です。

上図の通りビットコイン (BTC) の場合、SBI VCトレードを利用すれば最小で0.000001BTCから購入することができます。2022年9月30日時点の価格で換算すると、約3円です。(みんなの仮想通貨 リアルタイムレート参照)

これで、日本円にしていくらになるか換算した表が以下となります。

前提条件となる仮想通貨の価格は以下

BTC:300万円

XRP:70円

ETH:20万円

LTC:8,000円

BCH:17,000円

◇仮想通貨取引所ごとの現物取引の最小購入金額

交換業者

BTC

XRP

ETH

LTC

BCH

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

最小

最大

bitbank

300円

30億円

0.007円

3億5000万円

20円

2億円

0.8円

800万円

1.7円

1,700万円

GMOコイン

3000円

1500万円

70円

7,000万円

2000円

2,000円

800円

4,000万円

170円

170万円

DMM Bitcoin

300円

900万円

70円

350万円

200円

1400万円

170

3,200万円

170

170万円

ディーカレット

300円

6000万円

700円

7,000万円

200円

1億円

800円

80万円

170円

170万円

SBIVCトレード

3円

3000万円

70円

1,400万円

2円

200万円

0.8円

800万円

1.7 円

850万円

BITPoint

300円

6000万円

0.7円

2,800万円

20円

2,000万円

80円

400万円万円

1.7円

340万円

コインチェック ※

500円

市況による

500円

市況による

500円

市況による

500円

市況による

500円

市況による

※コインチェックは全仮想通貨を一律約500円相当分以上から購入可能と定めています。

1-2. 投資するにあたっていくらくらい準備しておけば良いかのおおよその目安

投資するにあたってのおおよその目安
余裕資金→初心者:10~50万円
お小遣い制度のご家庭:1万円

以上のデータと独自アンケートを元に、次は投資初心者が準備しておくと良いおおよその金額に関して解説します。

上に挙げたデータから、価格が300万円ほどあるビットコインでさえ約3円から購入できることが分かりました。では投資金額をどうすれば良いかについてお話ししていきます。

まずは、投資をする際は基本的に「余裕資金で行う」ということを再確認しましょう。

余裕資金は、以下の式で求めるのが一般的です。

【余裕資金】=【今現在の貯蓄額(不動産や株etc…含む)】−【生活防衛資金】

生活防衛資金とは、何らかの理由で突然収入を失ってしまった時に必要となる生活資金のことです。

独身者の場合は半年〜1年分の生活費をそれとするのが一般的です。

とはいえ、あくまでこれは一つの目安。そこでもう一つ、我々「みんなの仮想通貨」の独自アンケートのデータをもとに、より”投資家目線の一般的な投資額”をお教えします。

まずはこちらのデータをご覧ください。

投資家アンケート
年齢を教えてください

 <「みんなの仮想通貨 投資家アンケート結果」より引用>

若い世代よりも30〜40代の方が多いようです。日中働いている年齢層だけで80%近く占められています。そして、各投資家の運用資産の分布をグラフ化したものが以下です。

Q:運用資産を教えてください。グラフ

これをもとに考えると一番層が厚かったのが100~300万円ですが、初心者の方々は次に比率の大きい10~50万円、もしくはお小遣い制のご家庭の場合は1万円ほどを投資にまわされるのが良いと思います。先ほどのデータで確認したように回答者のうち30~50代が約80%を占めていますので、より現実的な数値に近いのではないかと思います。

2. レバレッジ取引をする場合の最小注文数量と必要最低金額

レバレッジ取引をする場合の最小注文数量と必要最低金額

取引所によりますが、仮想通貨でもレバレッジをかけて取引することが可能です。

みんなの仮想通貨の手数料比較表では「販売所形式(スプレッドがある)」と「取引所形式(板がある)」の2つで区分しており、「2 way price/FX」が販売所形式、「信用/レバレッジ取引」が取引所形式を表しています。この表から逆算的にどの取引所がどの形式でレバレッジ取引を受け付けているのかが一目瞭然ですが、GMOコインのように両方受け付けている所もあります。

そして以下の表は先のみんなの仮想通貨の手数料比較表から、レバレッジ取引を受け付けている取引所を抽出して、それぞれの必要証拠金、最小注文量とレバレッジの倍率、そしてレバレッジ手数料をまとめたものです。

◇レバレッジ取引の 最小注文量と手数料

 

GMOコイン

DMM Bitcoin

bitFlyer

必要証拠金

(2倍の場合) 建玉の50%相当の日本円

建玉の50%相当の日本円

(2倍の場合) 建玉の50%相当の日本円

レバレッジ

等倍~2倍

2倍固定

等倍~2倍

レバレッジ手数料

建玉金額 × 0.04%(/日)

建玉金額 × 0.04%(/日)

建玉金額× 0.04%(/日)

BTC/JPY

0.01BTC/回

0.01BTC/回

0.01BTC/回

ETH/JPY

0.1ETH/回

0.1ETH/回

0.01ETH

XRP/JPY

100XRP/回

10XRP/回

BCH/JPY

0.1BCH/回

0.1BCH/回

0.01BCH

ETC/JPY

1ETC/回

LTC/JPY

1LTC/回

0.1LTC/回

XEM/JPY

500XEM/回

10XEM/回

注: 必要証拠金に関してですが、“2倍の場合”とあるのは2倍の場合は1/2、すなわち50%分ですが等倍(1倍)の場合は100%と変化するため記載しました。

レバレッジ取引は株やFXで既にレバレッジ取引をされた経験のある方以外にはオススメできません。なぜなら、初心者の方は「損切り」という投資に置いて一番大切な決断の瞬間に弱い側面があるからです。

レバレッジをかけていない場合でも損切りでもたついてしまう方は少なくありません。それなのにレバレッジ取引をしてしまったら、損切りのタイミングで出遅れるなどして余計に損失拡大してしまう恐れがあります。

そのため、レバレッジ取引を行うのはある程度投資経験を積んでからの方が良いのでしょう。

とはいえ、知っておいて損することはありませんので、レバレッジ取引を行うにはいくらほど用意しておけばいいのかを上の表と執筆時点のレートを使って今から概算しようと思います。

1通貨単位あたりのレートが一番高いビットコイン(BTC)と一番安いネム(XEM)、そして日本人から人気のあるリップル(XRP)の3つのコインを挙げて見ていきます。

レバレッジをかけて取引する額は仮に損をしたとしても破産しないで済むように、ご自身のリスク許容度などと相談しながら算出してください。

ビットコイン(BTC)の場合

ビットコインは最小注文量が0.01BTCとなっており、これは通常の取引での最小注文量の100倍になっています。執筆時点のレートで換算すると約30000円です。

これは「n倍した時の最小注文量が10000円分」という意味ではなく、「レバレッジを何倍掛けようとも最低でも10000円は必要証拠金として必要」という意味ですので、10000円以上は準備する必要があります。そしてこれはどのコインにも共通です。

ネム(XEM)の場合

ネムはDMM Bitcoinでしか取り扱いがなく、かつレバレッジは4倍固定となっています。

最小注文量は100XEMで、執筆時点でのレートで換算すると約400円です。つまり最低でも400円は証拠金として必要になるということです。

リップル(XRP)の場合

リップルは10XRPから買うことができ、これがレバレッジ取引における最小注文数量となっています。執筆時点のレートで換算すると約700円です。よって最低でも700円の証拠金が必要になります。

まとめ

仮想通貨への投資はいくらから始めるのが良いのか。

これは株式投資でもFXでも、初心者が抱く共通の疑問です。どの金融商品を取引するのかで大きく変わりますし、仮想通貨に至ってはビットコインが100万円ほどあることからなかなか手を出せない方も多かったことでしょう。

しかしこの記事を通して、通常の取引では約数円、レバレッジ取引でも約数十円あれば売買できることが分かったと思います。

取引するのに必要な最低金額が分かれば次はどの取引所で口座開設をするかですね。

開設にあたっては下記リンクを参考にしていただけますので、是非ご一読ください。

みんなの仮想通貨 仮想通貨取引所比較

Coincheck

一番簡単にビットコインを買える取引所

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※本記事の意見や予測は、筆者の個人的な見解であり、金融商品の売買を推奨するものではありません。

投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

みんかぶ編集室

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資産運用のトレンド情報や、初心者が楽しく学べるお金の基本コラムなど、資産形成をするすべての人に向けた記事を提供します。

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