仮想通貨取引所の口座開設方法!必要なモノや開設方法と流れを説明 みんかぶ編集室 児山将 2023.07.19 (2023.06.23公開) 暗号資産(仮想通貨)入門 ビットコインやイーサリアムなどのアルトコインを売買するためには、仮想通貨取引所(交換業者)への口座開設(アカウント作成)が必要となります。 初めて証券会社や仮想通貨取引所で口座を開設する人は、何が必要なのか、条件はあるのか。そして、どうやって開設すれば良いのか分からないですよね。 ここでは、仮想通貨取引所への口座開設に必要なモノから口座開設の流れや方法を説明します。 目次口座開設の条件口座開設に関して用意するモノ口座開設手順 口座開設の条件 まず、仮想通貨取引所へ口座を開設する条件を押さえておきましょう。 証券会社やFX会社への口座開設は年齢制限や国内在住などの制限がありますが、仮想通貨の場合も基本的には18歳以上の国内在住の方となるようです。つまり、未成年の方や海外移住されている方は開設することができません。 ただし、学生であったり、主婦や年金生活者、求職者など職業はほとんど関係ありません。 なお、交換業者の社員であれば、一部では開設ができない可能性もあるそうです。 もちろん、反社会勢力の開設も不可能ですが、ほとんどの人は口座開設の条件に当てはまると言えます。 口座開設に関して用意するモノ 仮想通貨取引所の場合、アカウントクラスが「ウォレット」と「取引」に分かれています。 ウォレット作成だけであれば、メールアドレスがあれば作成が可能です。 しかしながら、仮想通貨の取引や預入・送付を行うことはできません。スマートフォンアプリなどにログインし、価格情報を閲覧することは可能となります。 口座開設において必要なモノは、以下となります。 運転免許証(免許証やパスポートなど) 住所 電話番号 メールアドレス IDセルフィー 利用規約、プライバシーポリシー、取引時交付書面などへの同意 聞きなれない言葉に「IDセルフィー」というものがありますが、これは本人確認書類と本人が同時に写った写真となります。 出所:bitFlyer 免許証に写っている人が本当に本人なのかどうかを確認するための方法で、欧米では一般的なようです。 全ての仮想通貨取引所で、本人確認のためのIDセルフィーの提出が義務付けられているようです。 口座開設手順 開設条件と提出物が揃ったら、口座開設へ進みましょう。 口座開設の流れは、まずはメールアドレスを登録して認証用URLから本登録手続きへ。 そして、住所や職業などの必要事項を入力した後は本人確認書類が届くのを待ちます。 必要事項は、名前、住所、生年月日、他に電話番号が必要な会社もあります。 証券会社やFX会社では、勤務先や大学を入力する必要がありますが、仮想通貨の取引所ではほとんど必要ないようです。 3日~1週間程度で本人確認書類を受け取り、会社側で承認がされれば取引が開始できるようになります。 即日口座開設、取引も可能 仮想通貨取引所は、口座開設のオンライン化が進んでいます。その結果、最短即日の口座開設が可能となっている取引所がいくつかあります。 それが次の3社です。 bitFlyer:クイック本人確認 DMM Bitcoin:スマホでスピード本人確認 GMOコイン:かんたん本人確認 参考記事:仮想通貨交換業者の口座開設はビットフライヤーの「クイック本人確認」が便利 それぞれ名前は違いますが、オンラインで行う本人確認となります。 その方法は、口座開設時にスマートフォンで本人確認書類と顔写真を撮影し、アップロードを行うだけで簡単かつ便利です。こうすることで、郵送物の受け取りも不要となり、最短で口座開設を申し込んだ当日中に取引を開始することができるのです。 通常の本人確認と『スマホでスピード本人確認』の違い(DMM Bitcoin) DMM Bitcoinは、夜間でも最短1時間程度で口座開設が可能で、取引を行うこともできるそうです。 参考:ビットコインが急騰!今すぐ投資を始めるには? 口座開設の流れ メールアドレス登録 専用フォームより登録手続きへ 本人確認書類を受け取る 仮想通貨の取引所への口座開設は、証券会社などの口座開設に比べて入力箇所も少なく、簡単に口座を開くことができます。 入金は本人確認書類が届く前にできる取引所が多いですが、完了する前にセキュリティ対策として「SMS認証」や「2段階認証」は行うようにしておきましょう。