ハードフォークとは

ハードフォークとは

仮想通貨をトレードしていると、時たま耳にすることがあります。
(参考:ビットコイン・ハードフォーク問題から一服感

ハードフォークの可能性と報じられたり、そういった情報が流れてきますと、基本的にその暗号通貨は市場で下落することが多いため注意が必要です。

ハードフォークとは、仮想通貨が分裂して別々の仮想通貨に分かれることを指します。ブロックチェーンに新しい承認ルールを導入したい場合は、アップデートを実施してアップデート前後で別のブロックチェーンにする必要があります。

この際に、「旧ルールのブロックチェーン」と「新ルールのブロックチェーン」の2つが存在することになります。

ハードフォークの際に、旧ルールに従ったブロックチェーンを承認するマイナーがいた場合は、ふたつの仮想通貨が生まれるこになります。

イーサリアムのように、何度もハードフォークをしている通貨に関しては、すでに安全性が証明されているので、ハードフォークをしても問題がないのですが、初めてハードフォークする暗号通貨に関してはほとんどが下落します。

ハードフォークのフォークとは、スプーンとフォークのフォークと同じで、「分岐」と訳します。

要は今まで続いていたブロックチェーンから、一つ分岐させる経路を作り出し、新たな弟分のコインを作るようなイメージです。

いわゆる、バージョンアップ版をつくる、といったニュアンスです。

ハードフォークしなければならない理由としては、その通貨に欠陥が見つかった、またはブロックチェーンなど分散型ネットワークを維持するために、必要な処理だった、っと考えて頂ければ結構です。

よって、ハードフォークするということは、暗号通貨を改善しようという働きで長期的にはその通貨に関してポジティブなのですが、短期的にはネガティブ材料だと言えるでしょう。

ひろぴー

CXRエンジニアリングCEOとして金融取引ソリューション企業を経営。投資暦は10年以上。株式投資から開始し、FX、先物、商品まで取引。2014年から仮想通貨に投資を開始。同時に仮想通貨投資のエバンジェリストとして執筆・セミナー活動を開始。FX市場で鍛えた世界の投資マネーの潮流を読み取る分析力を武器に、仮想通貨取引でも高い実績を叩き出す。ビットコインFXブログ(https://bitcoin-fx.jp/)を運営中

その他金融商品・関連サイト

ご注意

【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。

みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の売買予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。SNS機能では『ブログ』や『掲示板』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしてみるのもオススメです!

関連リンク
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.