ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

※広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!

みんかぶプレミアムとは みんかぶプレミアム会員になる すでにプレミアム会員の方はログイン

仮想通貨ネム『カタパルトアップデート:ドラゴン』注目の機能を公式発表【フィスコ・アルトコインニュース】

2019/06/07 13:53
FISCO

■仮想通貨NEM『カタパルトアップデート:ドラゴン』

仮想通貨NEM(XEM)の最新カタパルトアップデート、開発マイルストーンの機能が公開された。

仮想通貨情報サイト「coinmarketcap」のデータでは、時価総額20位(6/6時点)の仮想通貨NEM(XEM)。「New Economy Movement(新しい経済運動)」の略称を持つ仮想通貨のプロジェクトで、「カタパルト」とは、2019度第3四半期発表予定の、次世代NEMフル機能コアエンジンのことだ。

NEMのサーバーリリースマイルストーンは、コードネームBison(バイソン)、Cow(カウ)、Dragon(ドラゴン)の3段階で構成されており、先日のCowネットワークの発表に続き、カタパルトサーバー第4マイルストーン『Dragon』がリリースされる。本アップデートで、コアな新機能と企業向け機能の改良が発表された。

なお、NEM Dragonアートワークには、ねむぐま(@NEMBear)氏のアカウントが記載されており、マホムンチャ(@mahomuncha)氏がイラストを手掛けている。

■ハーベスト報酬の受益者について

取引承認を行うことで対価を得ることが出来るネムのハーベスティング(収穫)は、ビットコインのマイニング(採掘)のようなものだが、ハーベストでは富の再分配を目的としたPOI(Proof-of-importance)によって行われ、NEMのブロック作成とリワード獲得のプロセスとなる。

マイニングなどで起こる資金力による採掘量の偏りが出ることがないように設計されており、通貨保有量に限らず、取引量等の貢献度も参照して報酬が計算されるのが特徴だ。

Dragonから、ノードが受益者用のパブリックキーを設定することにより、リワードの分配が可能になり、分配される割合はノードオーナーが設定し、各ネットワークでその数値の設定を調整する事が可能。ノードが受益者の設定をされていない場合は、ブロックサイナーが全リワードを受け取ることになるという。

この機能を通して、設立されたネットワークには、フルノードを運営するサポーターになるインセンティブが生まれる。報奨を受けられるポテンシャルから、より巨大で安定なネットワークが設立される。

■インフレについて

また、従来のNEM1では、ネットワークの基軸通貨の総供給を設定してからでないと、モザイク発行は出来なかったが、カタパルトのDragonから、通貨の供給を時間の経過と共に増やす事が可能になる。

インフレ機能を紹介することにより、NEMの暗号資産で新しい経済モデルを試みる事が可能になる。本機能とハーベスティング受益者の設定を併せて使う事により発生するインフレモザイクは、プライベートネットワークやコンソーシアムの様なさまざまな経済モデルのニーズに応える構築が可能になるという。

■クロスネットワーク・リプレイプロテクションについて

ドラゴンでは、カタパルトのセキュリティ対策をクロスネットワーク・リプレイプロテクションの追加により強化された。

■カタパルト(NEM2)ロードマップ

NEM.io財団は3月29日、次世代バージョンである「カタパルト(NEM2)」に関する「ロードマップ」を公開しており、今後の展開について仮想通貨市場の期待と関心が集まっている。

2019年Q3(7〜9月):カタパルトのテストネット公開

2019年Q3後半〜Q4初期:カタパルトのメインネットでの公開

2019年Q4(10〜12月):STOトークンのコンプライアンスやクロスチェーン・アプリケーションのサポート、投票センター、カタパルト・アカデミー教育プログラム等

2020年以降:IoTを実現する機能、ライトニングネットワークへの対応、ステーブルコインの発行等

(記事提供:コインポスト)
CoinPost(コインポスト)は、日本最大級の仮想通貨・ブロックチェーン総合情報メディアサイトです。国内外の情報を迅速に捉え、考察も含めたオリジナル記事を配信しています。


<HH>

配信元: FISCO 株・企業報

暗号資産(仮想通貨)最新ニュース

NEW24/05/20 (月) 17:50

ビットコインの新規ウォレット数が大幅減|2018年来の最低水準に

ビットコインの新規アドレス数の7日移動平均が、2018年以来の最低水準にまで落ち込んだことが、TheBlockのデータで明らかになりました。TheBlockのデータによると、この1週間での新規アドレスは、1日平均2[&#...

NEW24/05/20 (月) 17:49

大口投資家がBAYCの1%を独占|現在430万ドルの含み損

現在、BAYC(BoredApeYachtClub)の1%が、大口投資家に独占されていることが分かりました。GuywhotriedtotimethebottomofBAYC4monthsag[…]投稿大口投資...

NEW24/05/20 (月) 12:55

Pudgy Toys、オーストラリアの最大小売チェーンで販売

NFTプロジェクトのPudgyPenguinsは、「PudgyToys」をオーストラリア最大の小売チェーンの1つであるBigWで販売したことを発表しました。PudgyToysarenowliveino[…]投...

暗号資産(仮想通貨)ニュースを全て見る

暗号資産(仮想通貨)最新コラム

NEW24/05/20 (月) 15:00

2024年の半減期到来、ビットコインの強気が加速するといえる理由【後編】

半減期を迎えて何かと話題に事欠かない2024年のビットコイン。前編ではビットコインETFの上場が大きな上昇要因となっていることについて述べました。半減期になるとこの傾向がさらに加速することが必至なので、後編ではビットコインETFに関係する大量の買いと半減期の関係について、筆者がビットコインに強気の予測を立てている理由を解説します。

NEW24/05/20 (月) 14:00

ビットコイン、最終関門なんとかクリア、復活始まるか?

週末のBTC相場は底堅い展開。金曜日未明に6万5000ドル(約1015万円)割れで切り返すと、土曜日未明に6万7000ドル(約1045万円)乗せに成功。日曜日には6万7000ドル台半ばに値を伸ばしたが、日曜日から今朝方にかけて6万6000ドル(約1030万円)台前半に失速している。

NEW24/05/20 (月) 09:01

2024年5月20日暗号資産(仮想通貨)の相場概況

5月20日9時時点での暗号資産市場の相場概況をお届けします。上昇率のトップはIOST、下落率トップのはLiskでした。なお、過去7日間において、 0x が +22.82%と大きく上昇。

暗号資産(仮想通貨)コラムを全て見る

関連通貨

通貨名 価格 24H変動比
XEM/BTC 0.00000 -0.00000 (0.00%)
XEM/JPY 5.801 -0.139 (-2.34%)

おすすめ仮想通貨取引所

  • Coincheck
    27種類の暗号資産が約500円から購入可能

    東証1部上場のマネックスグループの取引所 23仮想通貨へ約500円から投資可能!人気のアプリはダウンロード累計326万

  • DMM Bitcoin
    アルトコインのレバレッジ取引が魅力!

    FXサービスで培った使いやすく見やすいスマホアプリが特徴。チャート4分割やスピード注文で快適な取引を実現!

  • GMOコイン
    アルトコインを空売りできる取引所

    ビットコインFXのスプレッドが国内最狭水準で提供!いつでも買いたい時に買いたい値段で取引が可能