ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)が大きく上昇し始めた時に、投資を始めたいと思い、交換業者へ口座開設を行う人は多いのではないでしょうか。
しかし、口座開設には営業日で2,3日の時間が必要です。さらに、仮想通貨の価格が大きく上昇している時には多くの人が口座開設を行っているために1週間以上の時間がかかることがしばしばあります。
そういったことになる前に、事前に準備を行っておけば良いのですが、動き出した相場は都合よく待ってはくれません。
そこで今回は、口座開設が素早くできる仮想通貨の取引所を紹介します。
【関連記事】【GMOコイン】口座開設から最短10分で取引が可能に!
最短、即日口座開設が可能な本人確認方法(eKYC)
仮想通貨取引所は、証券・FX会社よりも先に口座開設のオンライン化が進んでいました。そのため、すぐに取引ができる、つまり最短即日で口座開設を行い、入金し、取引ができることも可能となっているのです。
このサービスを、eKYCと呼びます。
それができる主要な取引所は、次の3社です。
- bitFlyer:クイック本人確認
- DMM Bitcoin:スマホでスピード本人確認
- GMOコイン:かんかん本人確認
- SBI VCトレード:スマホでかんたん本人確認
参考記事:仮想通貨交換業者の口座開設はビットフライヤーの「クイック本人確認」が便利
それぞれ名前は違いますが、オンラインで行い完結する本人確認方法となります。
通常は、オンラインか郵送でで本人確認書類を送付した後に、アカウント情報を記載した手続き完了のハガキや手紙などの書類が自宅に届きます。
しかし、eKYCでは書類の受け取りが不要になっているのです。
eKYCの方法
eKYCの方法は、口座開設時に、スマートフォンのカメラで本人確認書類と顔写真を撮影するだけです。パソコンのカメラでもできますが、不鮮明になってしまうことが多いため、スマートフォンで行う方が適切です。
専用ページに写真や書類のアップロードを行うと、本人確認の申請は完了します。オンラインで行うことで、本来必要だった郵送物の受け取りも不要となり、最短で口座開設を申し込み当日中に取引を開始することができるのです。
DMM BitcoinとGMOコインは、最短でオンライン口座開設後の1時間程度で取引を行うことが可能となっています。
通常の本人確認と『スマホでスピード本人確認』の違い(DMM Bitcoin)
楽天ウォレットの場合は本人確認の手続きが不要のケースも
楽天ウォレットであれば、楽天銀行に口座をお持ちの方は本人確認の手続きが不要となります。
同社は、グループに銀行や証券会社を持ち、長い金融業の経験を持っています。
また、楽天ポイントを暗号資産に投資することができる、いわゆるポイント投資もできます。そのため、お試しとして暗号資産への投資を体験することができるのです。楽天ポイントを暗号資産に交換できる取引所は、楽天ウォレットだけです。
楽天ウォレットは、口座開設が簡単なところも魅力的です。
楽天銀行に口座を持っている場合、本人確認手続きは不要となります。
そうでない方も「らくらく本人確認」でオンラインの手続きで完結するため、面倒な書類の郵送は一切不要で、スピーディーに口座開設を行うことができます。
GMOコインの「かんたん本人確認」の方法
- 口座開設申し込みで本人情報を入力
- 「かんたん本人確認」を選択
- 本人確認書類と自身の顔写真を撮影し提出
- 口座開設コードが送付
- コードを入力すると開設完了
本人確認の際の必要書類(いずれか)
- 運転免許証(運転経歴証明書)
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 在留カード
- 特別永住証明書
どこでも良いからとにかく早く口座開設を行いたいという人は、上記の3社に口座開設を行い、開設が完了したところへ入金を行い取引を行えば良いでしょう。
手数料が安いところが良い、レバレッジ取引を行いたいなど希望がある場合は、それぞれの取引所の特徴をご参考ください。
ビットコインの手数料を安くして買いたい、というのであれば、bitFlyerの「取引所」での購入が良いでしょう。
bitFlyer:ビットコインのレバレッジ取引国内トップクラス
DMM Bitcoin:グループはFX大手。多数のレバレッジ取引銘柄
GMOコイン:多くの取引方式を提供。リップルなどのアルトコインも買いたいのであればココ
オンライン本人確認のリリースノート
2019/12/24:bitFlyer『クイック本人確認』
2020/7/15:DMM Bitcoin『スマホでスピード本人確認』提供を開始
2020/7/16:GMOコイン『かんかん本人確認』