ビットコイン
Bitcoin
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ビットコインは、サトシ・ナカモトと言う人物によって考案された世界初の仮想通貨です。
中央機関が存在せず、通貨の発行や取引はすべてP2P上で行われます。暗号化にはブロックチェーンという技術が採用され、改ざん、不正に強い仕組みになっています。
また世界中誰とでも取引ができるため、新しい送金手段として注目されています。 |
約 72兆円 |
21,000,000 |
2013年4月28日 |
イーサリアム
Ethereum
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イーサリアムは、スマートコントラクト機能を備えた分散型アプリケーションプラットフォームです。
創業者であるVitalik Buterinによって2013年に考案され、2015年に全世界に公開されました。
ビットコインの次に大きいイーサリアムですが、ビットコインが価値の保存や決済システムを目指している事に対して、
イーサリアムはあらゆるアプリケーションのプラットフォームになる事を目指しています。
イーサリアム上の取引で使われる通貨をEther(イーサ)といい、イーサリアムを利用する際にかかる手数料をGas(ガス)と呼びます。 |
約 13兆4,000億円 |
上限なし |
2015年8月7日 |
リップル
Ripple
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2004年に決済プロトコルが開発され、2012年E-Loan創始者のクリス・ラーセンによってRipple社の前身であるOpenCoin,inc,が設立されました。
Ripple社は銀行、送金業者、デジタルアセット取引所や事業会社をRippleNet経由で接続し、シームレスな国際送金を可能とするソリューションを開発しています。
XRPはRipple社が発行主体の、RippleNetに最適化された高速でスケーラブルな、決済用デジタルアセットです。
送金スピードは4秒。毎秒1500件の処理が可能で、さらにオフレジャーのペイメントチャネルによって毎秒5万件までの処理が可能になります。(Visaと同等) |
約 1兆4,420億円 |
100,000,000,000 |
2013年8月5日 |
ライトコイン
Litecoin
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ライトコインは、2011年10月に公開された仮想通貨です。
ビットコインが抱える問題を元に、チャーリー・リー氏によって作成されました。このため、多くの部分で設計が似ています。送金スピードやマイニングアルゴリズムはよりスピーディーに、より公平性を保てるように創られています。巷ではビットコイントが金で、ライトコインは銀と言われています。
スケーラビリティ問題に対応したSegWitは、ビットコインよりも早く採用されました。 |
約 1兆150億円 |
84,000,000 |
2013年4月29日 |
ビットコインキャッシュ
Bitcoin Cash
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ビットコインキャッシュは2017年7月にビットコインから分裂したもうひとつのビットコインです。
Satoshi Visionを掲げ、オリジナルのビットコインがこれまで抱えていた手数料問題や送金遅延を改善するために誕生しました。
多くの部分でビットコインに似ていますが、ブロックサイズや、マイニングにおける難易度調整など、細かな部分ではオリジナルと異なっています。 |
約 9,570億円 |
21,000,000 |
2017年8月1日 |
ビットコインゴールド
Bitcoin Gold
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Bitcoin Gold(ビットコインゴールド)は、2017年11月にビットコインから1対1の割合で分裂した仮想通貨です。
ビットコインでは年々マイニングの難易度が上昇しており、GPUでマイニングする事が困難になっています。
このプロジェクトは、ビットコインのように富裕層がASICマシンを並べてマイニングする現状を打開するため立ち上げられました。
ビットコインゴールドでは非ASICでGPUマイニングが可能です。 |
約 169億円 |
21,000,000 |
2017年10月24日 |
ネム
NEM
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NEMは2015年3月、Bitcointalkのフォーラムにてutopianfutureという人物によって作り出されたアルトコインです。 Nxtプロジェクトに触発され、Javaで書かれました。
NEMはNew Economy Movement(新しい経済圏)の略称であり、公平な世界、金銭的な自由を得る事を目的とした仮想通貨です。 |
約 2,139億円 |
8,999,999,999 |
2015年4月1日 |
イーサリアムクラシック
Ethereum Classic
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Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)は2016年7月、「The DAO事件」がきっかけでイーサリアムから分裂して生まれたアルトコインです。
分裂した理由は非中央集権を追及するため、という思想の違いからでした。独自言語であるSolodityやスマートコントラクトなど機能面ではイーサリアムと大きな差はありませんが、
イーサリアムクラシックでは前述の事件以降、セキュリティ面に最大限の力を注いでおり、安全性は高いと言われています。
また、今後はIoT分野を中心に活躍を広げる他、Solidityよりもハイレベルな開発しやすい言語「 Emerald」も導入予定です。 |
約 2億円 |
上限なし |
2016年7月24日 |
ファクトム
Factom
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Factomは、変更不能な記録保持システムを提供することによって現実のビジネス問題を解決し得る有用なブロックチェーン技術です。 Factomの分散元帳技術は、Bitcoinブロックチェーンの上にデータレイヤーを作成することで、暗号分離を使用して1つのハッシュでブロックチェーン内の数百万のリアルタイムレコードを保護します。 例えば企業や政府がFactomを使用して情報を文書化すると、それを改ざんすることはできません。 |
約 10億円 |
8,745,102 |
2015年10月6日 |
リスク
Lisk
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Liskは2016年1月にCryptiからフォークした仮想通貨です。
開発者はメインチェーンにリンクされた独自のサイドチェーンを作成する事が出来、その上にプラットフォームに依存しないDAppsを構築する事が出来ます。
また、Lisk上で動作するネイティブトークンをLSKと言います。
開発言語には人気のJavaScriptを採用しており、多くのエンジニアが参入しやすい環境になっています。
ビットコインと大きく異なる点はDPoSというコンセンサスアルゴリズムです。
マイニングではなく、投票で選ばれた101人の代表者が取引承認を行っています。 |
約 170億円 |
156,000,000 |
2016年4月7日 |
モナコイン
MONA
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Monacoinは2013年12月に巨大掲示板2ちゃんねるで公開された仮想通貨です。
モナーという名前の由来は2ちゃんねるでよく使われるキャラクター「モナー」から。
ライトコインをベースに作られており、技術面ではSegwitを世界最速で採用しています。
一般的な仮想通貨とは目的が異なっており、Twitterで投げ銭をし合うなどコミュニティで盛り上がるために使われています。 |
約 98億円 |
105,120,000 |
2014年1月1日 |
クオンタム
Qtum
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Qtum(クアンタム)は2016年12月にQtum財団によって構築、公開された次世代ブロックチェーン技術に重点を置く新しい仮想通貨です。
システムや機能面はビットコインとイーサリアムの良い部分を取り入れたハイブリッド仕様になっています。
Qtumはネットワーク上ですべての人々が価値を発信、企業の立ち上げ、資金調達ができるシステムを構築する事が目標です。
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約 300億円 |
100,000,000 |
2015年5月25日 |
キャッシュ
QASH
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QASHは仮想通貨取引所QUOINE社が発行する仮想通貨です。
主に同社のプラットフォーム上で、手数料の割引、新商品/新サービスへの優先的なアクセス等に利用されます。 |
約 14億円 |
1,000,000,000 |
2017年11月22日 |
バット
Basic Attention Token
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Basic Attention Token(BAT)はイーサリアムベースの仮想通貨です。
創業者はMozillaの前CEOで、JavaScriptの生みの親でもあるBrendan Eich氏です。
2017年5月に行われたICOでは、スタートからわずか30秒で数十億を集めたプロジェクトとして大きな注目を浴びました。
BATは専用ブラウザのBrave上で動作する仮想通貨です。従来のネット広告やトラッカー等煩わしい表示を標準でブロックします。
BATはユーザーが広告を表示すると支払われる仕組みで、ユーザーと広告主の共存を目指します。 |
約 359億円 |
1,500,000,000 |
2017年6月1日 |
オーエムジー
OMG Network
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OMG Network(オーエムジーネットワーク)は日本人の起業家・長谷川潤氏によって立ち上げられたブロックチェーンプロジェクト。本拠地はタイにあり、Omiseというホワイトラベルのオンライン決済システムを提供しています。オーエムジー(OMG)は、OMG Network上で使用される独自の仮想通貨です。この決済システムでは、ウェブサイトやモバイルアプリで通貨の送受信ができます。2017年にはタイのマクドナルドと業務提携を結び、シームレスなオンライン注文が可能となりました。2017年には「OmiseGo」として開発・運営がスタートしていましたが、2020年6月1日にOMG Networkへとリブランドされました。 |
約 470億円 |
140,000,000 |
2017年07月13日 |
ステラ
Stellar
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開発の中心は、マウント・ゴックス(Mt GOX)を創業したジェド・マケーレブ氏が中心。 個人向けの決済、送金システムの効率化を目指して設計されています。また、ステラのネットワーク内では、米ドルや日本円などの法定通貨と交換が可能になっています。非営利団体であるステラ開発財団が運営しています。 発行上限枚数の上限が毎年1%増加するという他の仮想通貨にはない特徴があります。2019年11月に総供給量の約半数をバーンしました。 |
約 7,000億円 |
104,264,152,998 |
2014年8月5日 |
アイオーエスティー
IOST
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クレジットカードが利用されるのと同様のレベルでブロックチェーン技術を様々なサービスが活用できるようにすることを目指し、2019年2月25日にメインネットをローンチしたブロックチェーンプロジェクト。IOSTのネットワークでは、次世代のコンセンサスアルゴリズム「PoB(Proof of Believability)」により、公平且つ高速なスケーラビリティ(処理能力)と非中央集権性が実現されています。既に国内においても、再生可能エネルギー電力の取引システムの実証実験や精密医療や患者ケアに関するデータ管理の研究開発などが行われており、今後さらなる活用が期待できます。 |
約 200億円 |
22,073,476,485 |
2018年01月16日 |
エンジンコイン
Enjin Coin
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Enjin Coinは、相互接続されたブロックチェーンベースのゲーム製品のエコシステムを提供する企業、Enjinのプロジェクトです。ブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で利用されます。イーサリアムをベースに発行されており、Enjin Platformによって発行されたデジタル資産であるNFTの購入や、Enjin Coinを裏付けにNFTを発行することが可能です。また、メルト(溶解)機能により、不要となったNFTをEnjin Coinに戻すことができます。 ENJINマルチバースという仕組みでは、異なるゲームの統合が可能です。例えば、エンジンコインのブロックチェーンを採用しているゲーム間であれば、同じアイテムを移動させて使用する事が可能となります。 |
約 320億円 |
1,000,000,000 |
2017年11月1日 |