現地時間10月1日、米現物型ビットコインETF市場では9月3日以来の規模感となる2億4253万ドルの資金流出が発生し、8日間連続での資金流入に終止符が打たれています。
SoSoValueのデータによると、フィデリティのFBTCが最大のアウトフローを記録し-1億4467万ドルに。Arkと21SharesのARKBも-8435万ドルの純流出(8月27日以来最大)、グレースケールのGBTCも-590万ドルの純流出を記録するなど弱気なセンチメントが広がっています。
一方でブラックロックのIBITは4084万ドルの資金が流入し、プラスのフローを維持していることは特筆すべき点と言えます。
ETF市場全体では弱気ムードが漂う一方、フィデリティはETFに関連したビットコイン保有量を着実に増加させており、まもなく米国政府を抜いてトップ10ホルダー入りを果たす可能性があります。
TimechainIndexのデータによると、フィデリティは現在182,757BTCを保有し、これは全体の供給量の0.92%を占めています。左記の数字は米国政府の保有量である204,302BTC(供給量の1.03%)に迫っており、残り約22,000BTCの追加取得でトップ10入りを果たします。
取引所のビットコイン保有量は右肩下がりで減少
ビットコインETFの拡大に伴い、中央集権型取引所 (CEX) におけるビットコインの保有量はETF承認以降右肩下がりで減少しています。
上記データによると、9月初頭時点でCEXでは2,621,258 BTCが保有されており、これはビットコインETFが承認された1月10日から-14%の数字となっています。
記事ソース:SoSoValue、TimechianIndex、CryptoQuant
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