TOWA <6315> が10月29日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の40億円→20億円(前期は35.4億円)に50.0%下方修正し、一転して43.5%減益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の20億円→9.5億円(前年同期は24.7億円)に52.5%下方修正し、減益率が19.1%減→61.6%減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
   上半期におきましては、NAND型フラッシュメモリーの価格下落や仮想通貨用半導体需要の急減にともない各社の設備投資が減速したこと等により、売上高が公表値を下回る見込みであります。また、メモリーメーカーの生産調整やスマートフォン需要の減速にともない、付加価値の高い製品の売上構成比が低下したことや、一部顧客の特殊仕様対応のための費用増等により、収益が悪化したため各段階利益も公表値を下回る見込みであります。   下半期における売上高は、レーザ加工装置事業の追加による増加はあるものの、米国と中国の貿易戦争により顧客の設備投資判断に慎重な姿勢が現れる等、半導体製造装置の市場環境に減速感と不透明感が生じているため、当初予想を下回る見込みです。また、売上高の減少に加え、顧客の設備投資が抑制される環境下において競合他社との価格競争がより激しくなることが予想されるため、収益につきましても当初予想を下回る見込みです。  以上の結果、当社は上記のとおり第2四半期(累計)期間及び通期の業績予想を修正することと致しました。  なお、当期末の配当予想につきましては、平成30年5月10日に公表しました内容(1株につき16円)から修正はございません。※本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情   報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありま   せん。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。