レイヤー1ブロックチェーンプロトコルSagaは、AIエージェント関連プロジェクトであるVirtuals Protocol、Eliza Labs、Wayfinderとの提携を発表しました。これにより提携したプロジェクトはAIエージェントプロトコルとしてSagaのインフラを活用し、独自のレイヤー1ブロックチェーンを展開できるようになるといいます。
この提携から生まれた最初の主要プロジェクトとして、AIエージェントが自律的にレイヤー1ネットワークを展開・管理できる初のクロスチェーンAIエージェントプロトコル「Metropolis」が発表されています。
Metropolisの基盤技術には「Liquidity Integration Layer(LIL)」が採用されており、2025年第1四半期にローンチを予定。この技術によりクロスチェーン流動性と相互運用性が実現されるといいます。
MetropolisにおいてEliza Labsの提供するElizaOSは、AIエージェントがシームレスにブロックチェーンを展開できる環境を整備し、スケーラビリティとカスタマイズ性を向上させます。また、WayfinderのマルチチェーンAIエージェントフレームワークにより、AIエージェントは自律的にネットワーク管理が可能に。Virtuals Protocolでは、ホストされたウォレットやミームコインのローンチ、予測市場の作成など他のエージェントがエコシステム制限を克服するためのツールが提供される模様です。
SagaのCEOであるRebecca Liao氏は「今回の提携とMetropolisプロジェクトにより、分散型経済社会の構築が現実に近づいている」とコメント。各パートナー企業の代表者も、この取り組みがAIとブロックチェーンの融合における重要なステップであると強調しました。Sagaは今後もスケーラブルなインフラを提供し、分散型アプリケーション、AI駆動経済、ゲーム用途など幅広い分野への貢献を目指すとしています。
記事ソース:Medium
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