仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)に関連する「$MASK」トークンが登場するという噂が広まり、この事態を受けてMetaMaskを開発・提供するConsenSys社は公式に「MetaMaskトークンは存在しない」と発表し、ユーザーに対して注意喚起を行いました。
騒動の発端は、Coinbase VenturesやSequoia Capitalも出資するPerp系DEXプラットフォームLogXが「$MASK」のプレマーケット取引開始を発表したことです。LogXは公式に発行されていないトークンの価格を先行して投機的に取引できる「プレマーケット」を提供しており、2025年3月3日に公式Xアカウントで「MetaMask ($MASK)のプレマーケットがライブである」と投稿したことで注目を集めました。
LogXが投稿したポスト(現在は削除済)
LogxはMetaMask側の正式なトークンの存在の否定を受けてか$MASKのプレマーケットの廃止を発表。「プレマーケット上のトークンは、プロジェクトチームによって正式に承認されたものではなく、TGE時のFDVを大まかなに推測できるミームコインのような存在である」とLogX側は説明しています。
「正式なトークンでないのであれば$MASKのプレマーケットを廃止する必要がない」とのユーザーからの指摘に対して、Logxは「免責事項やルールの全てがユーザーに伝わっていないことが判明した」と説明しています。
The post 公式が「メタマスク」トークンの存在を否定 appeared first on CRYPTO TIMES