StarkWareは、ビットコインイーサリアム両方で決済を行うことができるレイヤー2技術の実現を目指す構想を発表しました。Starknet Foundationは、ビットコインの実行レイヤーとしてStarknetを活用し、ビットコインの処理能力を現在の毎秒7〜13件から数千件規模に拡張することを計画しています。これにより、ビットコインの手数料やブロック時間を削減し、より効率的な決済を実現することが期待されています。

ビットコインとイーサリアムの両チェーンにまたがる決済を計画し、ビットコインブロックチェーン上にもStarknetの確定状態を記録するするためには、ビットコインに新たにOP_CATというスクリプト命令を導入する必要があります。

OP_CAT命令は、Starknetのゼロ知識証明をビットコイン上で検証するために必要な技術であり、ビットコインにスマートコントラクト的な拡張性を持たせるための基盤技術として非常に重要とされています。

StarkWareはまた、自社の財務の一部をビットコイン準備金として保有し、これをクロスチェーン取引を支える担保として機能させる構想を示しました。このシステムにより、Starknetはビットコインをクロスチェーン取引の担保として活用し、ユーザー資金の移動に流動性と安全性を提供することが可能になります。


The post StarkWare、ビットコインとイーサリアム両方で決済可能なレイヤー2構想を発表 appeared first on CRYPTO TIMES