サンフランシスコに拠点を置くブロックチェーン企業リップル社は、同社の決済オプションにステーブルコインRLUSDを統合したことを発表しました。

リップル社はこの統合について、世界中の企業に対し、高速で便利、かつ低コストなデジタル資金の送金手段を提供し、複数の国々におけるデジタル決済の進化を促進することを目的の一つとして挙げています。また、機関投資家の基準に準拠し透明性と信頼性が保証された、安定かつスケーラブルなデジタルアセット決済オプションを提供できるとしています。

一方で、RLUSDの市場動向を見ると、取引量は過去数日間、減少傾向にあります。CoinMarketCapによれば、RLUSDの取引量は4月15日には37.55%減少し、約2251万ドルにまで低下しました。

このような市場の状況から、リップルユーザーが将来的な利用に備えてRLUSDを長期保有目的で取得している可能性があるという憶測が市場の一部で出ています。現在は3064万ドルにまで回復しているものの、未だボラティリティは高く推移しています。


情報ソース:CoinMarketCap

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