米国の資産運用会社ProSharesが申請しているリップル(XRP)先物ETFの目標ローンチ日が、当初の4月30日から5月14日に変更されたことが、同社が提出した修正書類で明らかになりました。先週、一部で報じられた「SECが4月30日のローンチを承認した」との情報は誤りであったことも確認されました。
ProSharesは、XRP先物価格に連動するレバレッジ型およびインバース型ETFのローンチを目指しています。当初、同社はこれらのETFの発効目標日を2025年4月30日として申請していました。しかし、新たに提出された申請後の修正書類によると、この目標日が5月14日に変更されました。
今回の「5月14日」という目標日は手続き上の更新であり、この日付をもってSECがローンチを承認したことを意味するものではありません。先物ベースのETFは、申請後にSECが一定期間内に異議を唱えなければ発効する仕組みですが、現時点でSECが承認、あるいは異議なしの判断を下したかは公式には確認されていません。
延期の報道がありながらも、XRP先物ETFは短期的から中期的に見れば最終的にローンチされる可能性が高いと市場では予想されています。ProSharesは今回の先物ベースETFとは別に、他の複数の資産運用会社と同様に、XRP現物ETFの承認もSECに申請しており、多くの市場参加者はこの現物ETFの承認を期待しています。
情報ソース:SEC
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