Bitwiseの最高投資責任者(CIO)マット・ホーガン氏は、暗号資産ETP(上場取引型金融商品)市場が機関投資家の関心上昇とともに大きな成長期に入るとの見方を示しました。

同氏は、2025年末までに多くの主要金融機関が暗号資産ETPへのアクセスを提供し始め、市場への大規模な資金流入が見込まれると予測しています。

ホーガン氏はまた、ポートフォリオにおける暗号資産の推奨配分比率が「1%から5%へ」と変化しつつあると指摘。これは、機関投資家がより積極的な暗号資産投資に踏み出していることを示唆します。2024年に米国で現物のビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のETPが登場して以来、この傾向は強まっています。

特にイーサリアムに対するアドバイザーからの問い合わせが急増していることも、市場の関心の広がりを裏付けています。ビットコインETPが運用資産額でリードしているものの、イーサリアムも特定の投資家層から注目を集めています。ホーガン氏の発言は、暗号資産投資が専門家の間で新たな成熟期を迎え、より一般的な資産クラスとして認識されつつあることを示しています。


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