大手金融機関JPモルガンのアナリストは、2025年後半においてビットコイン(BTC)が金(ゴールド)よりも大きな上昇を示す可能性が高いとの見解を改めて示しました。企業による購入増や米国の一部の州における準備資産への組み入れといった暗号資産固有の要因が背景にあると指摘しています。
JPモルガンのレポートによると、法定通貨安のリスクヘッジとして金やビットコインが購入される「デベースメントトレード」は、2025年に入りどちらかがもう一方を犠牲に上昇するゼロサムゲームの様相を呈していると分析しています。
JPモルガンは、このビットコインの好調さは暗号資産固有の要因にも支えられていると見ています。具体的には、Strategy社(旧マイクロストラテジー社)などが大規模なビットコイン購入を継続していることや、ニューハンプシャー州やアリゾナ州などで州がビットコインを準備資産に加える動きが出ていることを挙げています。これらの動きが拡大すれば、ビットコインにとって持続的な好材料になると分析しています。
さらに、主要取引所によるデリバティブ関連企業の買収など、暗号資産デリバティブ市場の整備が進んでいることも、機関投資家の参入を促し市場の信頼性を高める要因になると指摘しています。
情報ソース:The Block
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