大手NFTマーケットプレイスOpenSeaが新プラットフォーム「OS2」を導入し、ユーザー数が大幅に増加しました。これは停滞していたNFT市場の再活性化への期待を高めています。

2025年5月の月間アクティブユーザー数は前月比44%増の約46万7000人に達し、2023年4月以来の最高水準を記録しました。今年4月と5月のNFT販売数は200万点を超え、2023年2月の水準まで回復しています。

この急増の主な要因は、ゲーム要素を取り入れた報酬システム「Voyages」と将来的なSEAトークンのエアドロップへの強い期待です。ユーザーは報酬を得るために活発に活動しており、OpenSeaは競合のBlurなどから市場シェアを奪還しつつあります。また、米国証券取引委員会(SEC)による調査が終了したことも市場心理の改善に繋がりました。

現在のユーザー増加はエアドロップへの期待に強く支えられており、この勢いが持続するかは不透明です。しかし、今回の急増はNFTに対するユーザーの関心が失われていないことを明確に示していると言えます。OS2の多機能性や規制の明確化が市場の本格的な回復の起爆剤となるか、今後の動向が注目されます。

情報ソース:Dune

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