ビットコイン(BTC)が史上最高値を更新したことで、積極的にBTCを購入してきた企業ストラテジー(Strategy)と国家エルサルバドルが巨額の含み益を得ていることが分かりました。当初は懐疑的な見方もあった両者の戦略が、現在の強気市場で大きな成果を上げています。

ストラテジー社のマイケル・セイラー(Michael Saylor)会長は8月13日、保有BTCの評価額が過去最高の772億ドルに達し、含み益が300億ドルを超えたと発表しました。(価格下落により現在は287億ドル)

一方、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領も、国の保有資産が約7億6900万ドルに増加し、155%を超える利益率を記録したことを明らかにしました。

両者はこれまでリスクを指摘されながらもBTCへの大規模投資を継続してきました。特に国家としてBTCを法定通貨に採用したエルサルバドルに対しては、国際通貨基金(IMF)が依然として強い懸念を示しています。国際機関との方針の違いは同国が直面する課題の一つです。

ビットコインへの大胆な投資戦略が現在の市場で大きな成功を収めていることは確かです。しかし、国家レベルでの暗号資産採用には課題も残されており、その動向は引き続き注目されます。


情報ソース:Saylortracker

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