GoogleがWeb3およびAI分野のインフラ強化に向け、ビットコインマイニング企業への戦略的支援に乗り出しました。
同社は8月14日、マイニング大手テラウルフ(TeraWulf)が手掛ける高性能コンピューティング(HPC)事業に対し、18億ドルのリース債務を保証する形で大規模な支援を行うことを明らかにしました。
今回の支援を通じて、Googleはテラウルフの株式約8%に相当する新株予約権を取得します。この動きは急成長するAI市場で不可欠な計算資源を、既存のエネルギーインフラを持つマイニング企業との提携を通じて確保するGoogleの新たな戦略と見られます。
Googleの支援を受けるテラウルフは、200メガワットを超える大規模なITインフラをAI関連企業などに提供します。プロジェクトの総収益は最大87億ドルに達する見込みで、Googleの後押しがその実現を加速させます。
この投資は、GoogleがGoogle Playの暗号資産ウォレットに関するポリシーを更新するなど、Web3エコシステムへの関与を体系的に進める中で行われました。今回の提携はGoogleの広範なデジタル戦略の一環として、暗号資産マイニング企業のインフラをAI分野に活用する先進的な事例として注目されます。
情報ソース:TeraWulf
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