中国で規模として第2位のビットコインマイニング機械設備メーカー、カナン(Cannan Inc)は、米国株式市場での新規株式公開(IPO)の可能性を探っていると報じられた。香港株式市場でのIPO申請は昨年11月に失効している。

ビットコイン相場は2017年12月に過去最高値を更新後、2018年に弱気相場入りし過去最高値から79%下落。株式市場で、仮想通貨関連企業が投資家を引き付けることは非常に困難となった。新コイン発行によるマイナーの利益率も下がる。昨年はマイニング向けチップに特化した最大のメーカー、ビットメイン・テクノロジー・ホールディング、Ebang International Holdingsが昨年香港市場でIPOを実施した。

同社は早くて本年上半期のうちにIPOを実施し、おおよそ10億ドルの資金調達を目指す考えだと、関係者の話で明らかになった。ただ、まだ計画の初期段階であり、実行にいたるかどうか、不透明だという。

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