イーサリアム(ETH)の大型機能更新となる「コンスタンティノープル」と「サントぺテルブルグ」を第728万ブロック目で適用される予定だ。日本時間では3月1日未明頃と見込まれる。14時時点での728万ブロックまでの到達までの予想残り時間は、約14時間半とみられている。

当初、これらの機能更新を目的とした仕様変更は日本時間1月17日頃を予定していたが直前に延期が発表された。今回のアップデートは「ハードフォーク」と呼ばれ、更新の前後にはブロックの互換性がなくなる。現時点ではこれによって新たな仮想通貨が生まれる予定はないが、ネットワークが不安定になる可能性があるため、仮想通貨取引所によってはこの前後にイーサリアムの入出金を停止するところもある。

イーサリアムは4段階のバージョンアップ(ハードフォーク)が予定されており、現在は3段階目「メトロポリス」を実施中だ。メトロポリスは前半の「ビザンチウム」と後半の「コンスタンティノープル」というアップデートに分けられており、現在はこの後半コンスタンティノープルを控えている段階である。

コンスタンティノープルが適用されると、マイニングによる報酬の減少とともに、取引、処理能力の向上に関わるいくつかの重要な変更が完了することになる。

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