メタップス<6172.T>はストップ安の3305円まで売られている。きょう付けの日本経済新聞で「中国人民銀行(中央銀行)など中国の金融当局は4日、独自に仮想通貨を発行して資金を集める『新規仮想通貨公開(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)』を禁止すると発表した」と報じており、これを嫌気した売りが出ているようだ。  同社は今月に入り、韓国子会社メタップス・プラスが仮想通貨取引所「CoinRoom」を18年3月に開設し、あわせて「PlusCoin」というトークンを発行すると報じられたことを受けて株価は前日まで急騰しており、この反動も売りにつながっているもよう。記事によると、ICOは許可を得ていない違法な調達行為としているとあり、世界的に仮想通貨の需要が減少するとの警戒感が強まっているようだ。なお、リミックスポイント<3825.T>、インフォテリア<3853.T>など他の仮想通貨関連も売りが優勢となっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:Minkabu PRESS(株式会社みんかぶ)