QUOINEが海外で運営する仮想通貨取引所取引所「Liquid(リキッド)」が21日、ビザやマスターカードを使って仮想通貨の購入ができるようになったと発表した。現在のところ対応する通貨はユーロのだが、「近い将来」円やドルの利用も可能になるという。

手数料は5%。例えば、1000ユーロを入れたら、実際のリキッドのウォレットには950ユーロが振り込まれることになるという。

リキッドは、ビットコイン、イーサリアム、XRPや他のデジタル資産を買うにためのプロセスはシンプルであるべきと主張。クレジットカードやデビットカードを使って法定通貨を口座に加え、仮想通貨を購入できる仕組みの重要性を指摘した。

利用者はリキッドのパートナーであるフィンテック企業Simplexの決済システムを使って、5分未満でビザやマスターカードから口座に資金を入れることが可能。その資金を使って、仮想通貨の売買やマージン取引、融資、トークンセールなどリキッドのすべてのサービスを使えるという。

先日は、仮想通貨取引所バイナンスもクレジットカードによる仮想通貨を始めた。バイナンスは、早くて安くて便利なことはクレジットカード購入を導入する理由と説明していた。バイナンスもリキッドと同様、Simplexの決済システムを使っている。

(記事提供:コインテレグラフ日本版)
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