スペイン最大の商業銀行であるサンタンデールグループの公式SNSアカウントが、国際送金に仮想通貨XRP(リップル)を利用していると誤った発言をしていたことがわかりました。

問題の発言をしていたのは、サンタンデール銀行イギリス支店のカスタマーサポート用Twitterアカウントです。あるユーザーの「サンタンデールはどうやってXRPを決済に利用しているの?」という質問に対し、「19の欧州諸国と米国で、XRPを国際送金に利用しています。これはiPhoneアプリのOne Pay FXで利用できます。」と返信しています。

One Pay FXは、Ripple社のxCurrentを基盤として開発されたサンタンデールの国際送金アプリです。

xCurrentは仮想通貨XRPを利用するサービスではありませんが、Ripple社が提供するもう一つの国際送金サービスxRapidにはXRPが中継通貨として利用されています。この2つのサービスの違いは、以下の記事を読むことで理解が深まります。

おそらくアカウント担当者は、xCurrentとxRapidの2つを間違ったか、Ripple社が提供するサービスにはどれも仮想通貨XRPが利用されていると勘違いしていたと思われます。

翌日、同アカウントは「混乱をさせてしまったことをお詫び申し上げます。One Pay FXはxCurrentのみを利用しています」と、誤った情報を伝えたことを謝罪するツイートをしました。

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