ステーブルコイン・USDT不正運用の疑いで批判を浴びているTether(テザー)が、ニューヨーク州最高裁から命令を受け、Bitfinexやその他事業への資産融資を禁止されたことがわかりました。

テザーは現在、Bitfinex提携先のクリプト・キャピタル社の損失補填に7億ドル相当のテザーを使用した疑いでNY州司法局(NYAG)との裁判になっています。

今回の命令では、テザーは他事業への融資はできないとされている一方、USDTのリザーブを運用することは許可されているもようです。USDTの米ドルリザーブは発行量の75%ほどしかないこともわかっています。

命令は90日で失効することになっていますが、NYAGは失効2週間前から期間延長の申し出を行うこともできるもようです。

Bitfinexは今回の結果に対し、依然通常通りの業務運営をできることを明確にした上で、今後とも「NYAGのいかなる動きにも対抗していく」と述べています。

記事ソース: Bitfinex, NY州最高裁判所

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