SAMURAI&J PARTNERS<4764.T>が一時ストップ高の5010円まで買われている。14日の取引終了後、18年1月31日を基準日として1対10株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 同時に、仮想通貨を利用した資金調達手法であるICO(イニシャル・コイン・オファリング=新規仮想通貨公開)関連事業を展開する子会社を、来年1月、台湾に設立すると発表しており、これも好材料視されているようだ。仮想通貨の取引が活性化すると見込まれ、国内の企業も取引所の開設実績があることから、子会社設立を決定したという。なお、18年1月期業績への影響は軽微としている。

 あわせて、第3四半期累計(2~10月)連結決算を発表しており、売上高8200万円(前年同期比73.3%増)、営業損益1億3800万円の赤字(前年同期3500万円の赤字)、最終損益7100万円の赤字(同6800万円の赤字)となった。また、18年1月期通期業績予想については、引き続き非開示としている。

出所:Minkabu PRESS(株式会社みんかぶ)