ブロックチェーン技術を活用した「米ドル連動型ステーブルコイン」に累計40億ドル(約4,410億円)を超える資金が流入していたことが明らかになりました。

データ分析やリサーチを手がけるDiarが公開したデータによると、流入額の大部分はTetherのUSDT(33億ドル/約3,638億円)が占めているといいます。

大きな差をつけられながらも2位にランクインしたのはUSD Coin($USDC)で3億5,900万ドル(約395億円)、3位はTrueUSD($TUSD)で2億4,300万ドル(約267億円)という結果になりました。

最も古いステーブルコインであるUSDTが2位と圧倒的な差をつけてトップに躍り出ましたが、Tether社は準備金に関する信用の低さが目立ち始めています。

2018年後半から2019年にかけては準備金の透明性確保に焦点を置いたステーブルコインが複数誕生し、中でもCricleとCoinbaseが発行するUSD Coinは年初から時価総額41%増、取引高435%増と最も大きな成長を遂げています。

また、USD Coinは大手仮想通貨取引所に次々と上場されるなど、快進撃を見せています。

一方でTetherは現時点での5月の取引高が3,700億ドルを超え、その勢いは衰えを感じさせません。

記事ソース: Diar, Coinmarketcap

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