23日のビットコイン(BTC)は、87.5~97.5万円で推移している。午前4時頃に急騰し、16日につけた直近高値91.6万円と昨年7月の高値94.2万円をともに大きく上抜け、午前9時頃には97.5万円まで上昇した。ドル建て価格で9000ドル(約98.6万円)を前に上値の重さが意識され、節目の100万円を回復するには至っていない。その後は昼頃にかけて95万円を若干割り込む場面もみられたものの、長い下ひげをつける格好で押し目買い意欲の強さが確認された。

あす午前4時には、国内大手取引所ビットフライヤーが、業界団体の自主規制に則る形で、証拠金取引の最大レバレッジ倍率を4倍に引き下げる。4月時点で資金移動は済んでいるとの見方が大半だが、板が薄くなることが予想され、価格が飛びやすくなる点に注意したい。

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