情報通信設備、IT基盤をはじめとするソリューション提供などを行う日商エレクトロニクスと、ブロックチェーン・アプリケーション構築コンサルティングなどを手がけるカウラは27日、ブロックチェーン分野での協業を開始すると発表した。

日商エレクトロニクスは、IoT・AI技術などの発展により生み出されるデータの量が膨大になるなかで、その利用価値が高まっており、そうした背景により、データの真正性や非改ざん性を担保することが極めて重要と判断し、ブロックチェーン技術に着目したとしている。

協業により、両社はブロックチェーン関連の実務に関する知見、ノウハウを共有し、個別案件向けの共同コンサルティングサービスを提供する。また、カウラが開発したブロックチェーンプラットフォーム「Fusion(フュージョン)」を基盤に、ブロックチェーンの様々ま適用例を体感できるデモンストレーション環境を構築。これにより、顧客の業務課題にブロックチェーンがもたらす効用を見定め、実装までを迅速に対応するという。

2019年7月には、ブロックチェーンDXラボ(仮称)を設立し、2019年度中に5件の導入を予定していると発表している。


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