ブロックチェーン関連企業の投資に力を入れる株式会社リクルートが、投資子会社の合同会社RSPファンド6号を通じてライトニングネットワーク対応のウォレットを提供する「Breez」に出資を行いました。

ライトニングネットワークは、「チャンネル」と呼ばれるマルチシグウォレット内で無制限の少額決済を行い、その最終勘定だけをブロックチェーンに記録するオフチェーンスケーリングソリューションです。

この技術は、現在10分以上かかるトランザクションのセトルメントを数秒単位にまで短縮し、マイニング負荷を大幅に削減できるものとして注目を集めています。

Breezはライトニングネットワークに必要な環境を自社で開発・提供しており、ユーザーは特別なプロセスを踏まずにアプリをインストールするだけで高速決済を利用することができるといいます。

また、同社は店舗向けのPOS(販売時点情報管理)システムの提供も行なっています。

リクルートは今回の出資を通じて、Breezが提供するサービスの品質向上と利用拡大をサポートしていくといいます。

同社は、今年4月にDAGベースの分散型台帳プラットフォーム「COTI(コティ)」にも出資を行っています。

記事ソース: リクルート

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