暗号資産の流通を厳しく取り締まるロシアで、通貨取引の合法化が検討されていることが、同国副財務大臣のAlexei Moiseyev氏が現地紙Interfaxに伝えた情報からわかりました。

ロシアは、昨年5月に暗号資産による決済を禁止する法律を制定しました。Moiseyev副大臣によれば、暗号資産の取引は合法としつつ、決済は引き続き取り締まるといった体制も考えられるといいます。

同国の国家院は、2週間以内にもプライベート・コンソーシアムベースの暗号資産やイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を合法化する法案を通すことも発表しています。

今回の動きは、ロシアがマネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF)から暗号資産の流通を適切に取り締まる法律を年内までに通すよう奨められたことも関係しています。

FATFは22日に、暗号資産取引所などの仮装資産サービス提供者(VASP)が、事業者間でのやり取りを行う際に、顧客のKYC情報などを共有するよう義務付ける規定も発表しています。

記事ソース: Interfax

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