米大手銀行のJPモルガンが、独自の暗号通貨「JPMコイン」の実証実験を早ければ今年中にも開始することがわかりました。

数社の法人顧客を対象とした実験ではJPMコインを企業間送金に利用し、決済の高速化送金コスト削減などといったメリットが実証されます。

また、企業間送金だけでなく、債権やコモディティの取引にもJPMコインを活用する可能性があり、これには欧米や日本の顧客も興味を示しているといいます。

ブルームバーグの取材に応えたデジタル資金サービス・ブロックチェーン担当責任者のウマル・ファルーク氏によれば、JPMコインの開発状況は順調であるものの、各国規制に関する許認可の点で時間がかかっているといいます。

JPモルガンは、自社ブロックチェーン「Quorum」の普及に向けて、今年5月にマイクロソフトと戦略提携を結んでいます。Quorumはマイクロソフトのクラウドサービス「Azure」上でデプロイできるようになっています。

記事ソース: ブルームバーグ

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