グルメSNSの『シンクロライフ』は、ユーザーが支払った飲食代最大20%が還元されるサービスの提供を開始した。

2018年9月から東急プラザ銀座内のレストラン21店舗で実施していた実証実験を経て正式リリースとなった。

飲食店の完全成功報酬型の集客手段に

シンクロライフは、ユーザーにとっては口コミサービスとして利用できる一方、飲食店側としては完全成功報酬型の広告媒体として利用できる。

ユーザーはシンクロライフを介して訪れた飲食店で、飲食代の一部を暗号通貨『シンクロコイン』として還元される。最大で飲食代の20%相当の暗号通貨を受け取ることができる。

飲食店はシンクロライフに広告を出稿することで、還元率を1~5%(キャンペーン時最大20%)に設定できる。この時点では広告費はかからない。シンクロライフ経由で顧客が飲食代を支払った時点で、成功報酬として広告費が発生する。

グルメサイトやグルメSNSでは、掲載費として広告費を支払うパターンが主流だが、インターネット広告で親しまれている成果型報酬のビジネスモデルをシンクロライフはグルメサービスにも持ち込んだ。

バブルで淘汰されず運営存続

シンクロライフは香港発のAIによるレコメンドエンジンを利用したグルメSNSとして、2017年9月にICOを実施し755ETH(当時の日本円で5000万円相当)を調達している。

その後、2018年8月にはセレスから8000万円の資金調達を済ませた。仮想通貨バブルとバブル崩壊を経験しながらも、コンスタントに資金調達をしながら運営を続けている。

現在口コミは19万件、掲載店舗数は10万店舗を超えており、今年は日本展開に注力する。2019年内に掲載店舗を50店舗から1000店舗に拡大する計画だ。

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