大手暗号資産取引所Binance(バイナンス)が展開するブロックチェーン「Binance Chain」が、第20,300,000ブロックをもってメインネットのハードフォークアップグレードを実装することを発表しました。

現在のブロック生成速度をふまえると、予定のブロック高には7月15日午後4時(日本時間)ごろに到達する見込みだといいます。

今回のアップグレードは、Binance Chainのガバナンスルールに従い、バリデーターの3分の2以上の賛成を得て実施されることとなりました。

ガリレオ」と名付けられた新バージョンでは、バリデーターによる申請とその提案への賛成票獲得を経て、Binance DEXから特定の取引ペアを除外する機能が追加されます。

また、Binance DEXには売買注文をマッチさせる新たなシステムも導入されることになっています。

分散型取引所以外の新機能で特筆すべきは、Binance Chain上で発行されるトークンを特定の日時まで保有アドレスから動かせないようにする「タイムロック」機能です。

この機能は、トークンを発行するプロジェクトがコミットメントを示すために自身の保有分を一定期間凍結したり、トークンを何らかのアセットの担保としてロックするために活用されることが見込まれています。

今回のアップグレードに際し、BNBに対応した取引所やウォレットを利用しているユーザーは特別な対応をとる必要はないとされています。

記事ソース: Binance Chain

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