暗号資産(仮想通貨)に関するデータや分析などを提供するプラットフォームのザ・タイ(The TIE)が7月3日、各国のツイッターユーザーのビットコイン(BTC)に関する投稿を調査した結果を発表した。

ビットコイン(BTC)に関するツイートの約60%が好意的

ザ・タイがツイッター上で公開した調査結果によると、ビットコインに関するツイートが最も多かったのはアメリカのユーザーによるもので、全体の38.9%を占めていた。その次に多かったのがイギリスで10.5%を占めていた。その他にカナダとトルコ、インド、そしてオーストラリアの順でビットコインに関する投稿が多いという。

また今回の調査ではツイートをポジティブとネガティブの2種類に分類し仮想通貨に対する印象の分析も実施された。アメリカはビットコインに対して好意的であるとされ、ツイートの61.5%がポジティブなものだった。アメリカに限らず、世界的にビットコインには好印象な傾向にありで、今回対象となった全てのツイートの59.8%がポジティブなものだったと報告されている。

また最もビットコインに対して否定的な国だとされたのはベネズエラで、62%のツイートがネガティブなものだった。

発表当初から一転、リブラ(Libra)には否定的な印象

ザ・タイはビットコインだけではなく、Facebookの仮想通貨プロジェクトのリブラ(Libra)についても同様の調査結果を発表。リブラに関するツイートの43.8%がアメリカのユーザーであることが分かった。

またザ・タイの報告によるとリブラに対するツイッター上の反応は、発表当初は好意的なものが多かったが、最近では否定的なツイートが増加し、54.8%がネガティブな投稿だった。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

参考
The TIE

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