株式会社ビットポイントジャパンは、同社が運営する仮想通貨取引所ビットポイントにおいて、仮想通貨が不正流出したことを発表しました。同社は事態に伴いサービスを全面的に停止しています。

同社の発表によると、不正流出した額は2019年7月11日16時時点のレートで約35億円相当と見込まれており、うち顧客からの預かり分が約25億円、同社保有分が約10億円となっています。

同社は、11日夜に取引システム上でリップルの送金に関するエラーを検知し、調査の結果不正流出が発覚したと報告しています。その後、他の仮想通貨についてもホットウォレットからの流出を確認したといいます。

同社はホットウォレットとコールドウォレットの両方で仮想通貨を管理しており、ホットウォレットではビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、イーサリアム、ライトコインを管理しています。

今回、コールドウォレットからの流出は現在確認されていないと発表しています。

ビットポイントジャパンは昨年6月に金融庁から業務改善命令を受けていましたが、今年6月28日に解除されたばかりでした。金融庁は今回の事件を受け、同社に対して資金決済法に基づき報告命令を出す予定です

記事ソース:株式会社リミックスポイント

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