クレジットカード大手VISAのCEOであるAlfred Kelly氏は、今月23日に行われた投資家向けの収支報告会で、「FacebookのLibraに正式に参画が決まった会社は1つもない」と発言しました

収支報告の中で、ドイツ銀行のアナリストが「VISA社にとってLibraは、戦略的提携先の1つなのか、潜在的な脅威なのか?」と質問したのに対し、Kelly氏は「まずは事実を理解してもらう必要がある。どの企業もまだ正式には参画していない」と述べました。

同氏は「VISAは、リブラに参画するために拘束力のない覚書にサインをした。結果として27社がLibraの構想に興味を持っていることを明らかにしたが、正式に参画を発表した企業は1つもない」と続けました。

提携の最終的な決断は、リブラが規制面の課題などいくつかの要素にどのように対応するかによって決まるとした上で、Kelly氏は答えを求めるにはまだ早すぎる段階であるとを述べました。

記事ソース: VISA, Inc. Earnings Call

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