イオン株式会社、関西電力株式会社およびエネゲート株式会社は、ブロックチェーンを活用した環境価値取引の実証実験を開始すると発表しました。

関西電力技術研究所巽実験センターの実験ハウスに設置された太陽光パネルで発電された電気を、関西電力およびエネゲートの社有電気自動車(EV)に充電し、ブロックチェーンを活用して系統電力(電力会社が発電・送電した電力)と太陽光発電を識別して充電量を記録します。

充電されたEVがイオンモール堺鉄砲町への移動によって放電する際に、環境価値を有する太陽光発電由来の放電量を把握することで、電気とともに環境価値を移管する環境価値取引実証を実証します。

イオン株式会社は事業活動に関わる車両を100%EVにすることを目指す国際イニシアチブ「EV100」に日本企業として初めて参加しています。

同社は、今回の実証実験を通して太陽光発電の環境価値取引に関する知見を獲得し、2050年までにグループ全体のCO2排出量をゼロに減らす目標「イオン脱炭素ビジョン」の達成を目指しています。

記事ソース:関西電力

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