Binanceのものと謳われた本人確認(KYC)データがTelegramのチャンネルで拡散されている問題で、Binanceは今日、事件の正当性を否定する公式声明を発表しました。

声明によると、拡散されている顔写真や本人確認証はBinanceが使用しているデジタルウォーターマークがないため、現時点では同取引所から漏洩したものではない可能性が高いと発表されています。

BinanceのCEOであるCZもKYCの漏洩はFUDであるとツイートで触れています。

現在、確認できる漏洩データはいずれも2018年2月24日に申請されたものとなっており、Binanceは社内での事実確認を急ぐとともに、当時KYC業務を委託していた外部業者にも協力を仰いでいるといいます。

Binanceの声明によれば、今回データを拡散したとみられる人物は多数取引所のKYCデータを保有しており、ソースの提供や更なる被害拡大の防止と引き換えに300BTCを要求しています。今回のBinanceの声明では、KYCデータを漏洩させている人物に関する情報提供者に最大25BTCまでの報酬も出すとしています。

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