Amazon Web Service(AWS)は、同社が独自に開発したプライベートブロックチェーンAmazon Managed Blockchainを、同社のクラウドストレージサービスのAmazon Cloud Formationで提供を開始したと発表しました。

Amazon Managed BlockchainはAWSが開発を進め、提供している独自のブロックチェーンで複数のAWSアカウントでのブロックチェーンネットワークの構築を行うことができるとのことです。

これにより新規にブロックチェーンネットワークを作成したりアカウントを作成してネットワークに参加することが可能になり、アカウントやネットワークの詳細の設定なども可能になるとのことです。

アプリケーション開発のプロセスをシンプル化

今回のサービスは、ブロックチェーンネットワークを使用したアプリケーション開発の簡易化を目標としているといいます。

これまでは他社が提供するプライベートブロックチェーン構築ツールを利用してアプリケーション開発を行っていましたが、今後はAWS上で一連の流れの中で行うことができるようになり、複雑なプロセスがなくなります。

ウォレット管理の必要もなくなり、AWSのアカウントでアクセス権限付与などの管理も可能になります。

Amazon Management Blockchain は、ネットワーク作成に必要な最初のハードルを排除し数百万の取引を実行する数千のアプリケーションのニーズに応えるように自動的にスケーリングされるとのことです。

効率が向上し、手動エラーのリスクも低減することで、長期間にわたる一貫した構成が保証されるとしています。

参考サイト:
”https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2019/08/amazon-managed-blockchain-now-supports-aws-cloudformation/”

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