暗号資産(仮想通貨)取引所c0banを運営するLastRoots社は25日に開催した臨時株主総会において、オウケイウェイヴ<3808>を引受先とする1億円の第三者割当増資を決議したと発表した。

同社は2017年3月に仮想通貨取引所c0banをオープンし、2017年9月には仮想通貨交換業者として金融庁へ登録申請書を提出している。それ以降、金融庁へ登録申請中のみなし業者として営業しており、2019年4月にオウケイウェイヴの連結子会社となった。

同社は2019年4月にもオウケイウェイヴを引受先とした3.5億円の第三者割当増資を完了したと発表している。今回の1億円の第三者割当増資は、仮想通貨交換業者の登録に向けた更なるサービスやセキュリティ等の充実と、オウケイウェイヴ社とのパートナーシップを強固にすることを目的としている。

今後について、同社はc0ban取引所の運営を通して、引き続き顧客資産の保護と仮想通貨「c0ban(コバン)」の取引量の拡大に注力していく意向を示している。このほか、オウケイウェイヴが保有する年間の訪問者数7,700万人を誇る感謝経済圏において、仮想通貨c0banを組み込むサービスを展開し、ホルダーの増大、取引量の拡大、流通価値の上昇に向け事業を推進していく予定であると明かしている。


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