アップルCEO、独自の仮装通貨を否定
米アップルCEOティム・クック氏は、独自仮想通貨の発行に否定的であると、現地時間10月3日にロイター通信が仏レゼコー紙を引用し報じました。
フェイスブックが開発予定の独自仮想通貨リブラに対して、アップルも同様に仮想通貨発行するのかと記者に問われたところ
「いいえ。通貨は国の手に留まるべき。企業は競合通貨を確立して権力を得ようとすべきではない。」
と答えました。
フェイスブックのリブラは各国から反対の声が上がっており、特にフランスとドイツはヨーロッパでリブラの使用を禁止すると表明しています。
アップルは過去に、フェイスブックに追随し、独自通貨を発行するという発言をしたことがありましたが、現状はそのような予定はないようです。
バイナンス「XRP-BF2」を発表 ブロックチェーンの性質上隠すことができなかった
2019年10月3日に、仮想通貨取引所バイナンスが、独自ブロックチェーン上で、仮想通貨XRPを発行したことが発覚しました。発覚後の4日に、CZ氏がSNSでそのことを明かしました。
バイナンスは、仮想通貨XRPとのペッグ通貨「XRP-BF2」を独自ブロックチェーンであるバイナンスチェーン上で10,000,000XRP相当発行しました。
バイナンス創業者のCZは自身のツイッターで、発表するのはもう少し先の予定だったが、ブロックチェーンの性質上隠すことが出なかったとツイートしました。
「XRP-BF2」は、分散型取引所バイナンスDEXで上場予定とのことです。
ベネズエラの取引所、仮想通貨のデビットカードとPOSシステム発表
ベネズエラの取引所クリプトラゴ(CriptoLAGO)は、仮想通貨のデビットカードおよびPOSシステムの開発に向け、仮想通貨投資銀行のグルーフコ(Glufco)と連携したことを10月1日にインスタグラムで発表しました。
これらのシステムは、ビットコインや政府発行のペトロなどに対応するようです。
ベネズエラはアメリカからの経済制裁で外貨獲得ができず、国際送金に制限がかかっています。また、268万%というハイパーインフレが起きており、自国通貨ボリバルの信用がなくなっています。
そういった状況下で、ベネズエラでは仮想通貨の需要が大きく高まっています。
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