Casbaneiro と呼ばれるマルウェアプログラムが現在、蔓延しています。このマルウェアは、SpotifyやWhatsappなどのようなアプリケーションのプログラムになりすまして、ユーザーから銀行情報や暗号に関する情報を収集します。

サイバーセキュリティ企業ESETがまとめたレポートによると、Casbaneiroマルウェアは、2018年5月に最初に検出されたウィルスの一部です。このマルウェアは、元々はブラジルやメキシコの銀行口座を持つユーザーが対象でしたが、ユーザーの暗号通貨を盗むように設計された亜種が確認されています。

ESETのレポートに寄ると、このような悪意のあるコードはメールを介しており、リンクや添付ファイルなどを通じて侵入するようです。ダウンロードされると、マルウェアはGoogleドライブ、Spotify、Whatsappなどの他の一般的なプログラムになりすまし、ユーザーに関する情報を収集します。

このようなマルウェアは海外に限らず、国内でも感染の恐れがあります。PCやスマホを利用する際、不明な宛先のメールなどからのリンクや危ないサイトのURLなどは開かないことを徹底しましょう

記事ソース : ESET Report , CryptoGlobe

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