仮想通貨イーサリアム(ETH)のイスタンブールのアップデートから1日、ネットワークは正常かつ安定して稼働していることが確認された。

日本時間7日9時に実行ブロック高#9069000に達したイーサリアムブロックチェーンは、ETH1.0の重要アップデート「イスタンブール」を実装した。

イスタンブールに対応したノードはすでに96.7%に達しており、チェーンのフォーク自体も現時点で確認されていない。

国内取引所でもbitFlyerやbitbankなどが、イーサリアムの出金再開を発表している。

今後の予定としては、今回の大型アップデート「イスタンブール」の実行ブロックに達する日数が遅延した原因にもなる「ディフィカルティボム」の更なる対応を行う「Muir Glacier:EIP-2387」のハードフォークが来年の年初に控えるほか、当初イスタンブール2と称され手数料の仕組みを変更する「ベルリン:EIP-2070」、コンセンサスアルゴリズムをPoW方式からPoS方式へと移行するEthereum 2.0などが予定されている。

(記事提供:コインポスト)
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