暗号資産(仮想通貨)交換業を手がけるフォビジャパンは25日、郵送受け取りせずに口座開設手続きが行える「かんたん本人認証」を導入したと発表した。これまでは郵送受け取り完了までサービスを利用することができなかったが、スマートフォン1台で「本人確認」が完了し、最短即日でサービスを利用できるとしている。

「かんたん本人認証」では、生体認証エンジンの研究・開発等を手がけるLiquidの「LIQUID eKYC」を採用している。Liquidの発表によれば、「LIQUID eKYC」は、オンラインで本人確認を完結するeKYCに対応し、スマホで本人確認書類と容貌(顔)を撮影するだけで本人確認が可能であるという。

なお、自宅に書類を郵送する従来の「本人認証」も引き続き利用可能であり、個人の顧客はいずれかを選んで手続きするよう呼びかけている。

本人確認を巡っては、大手仮想通貨取引所のビットフライヤーが昨日24日、即日取引が可能になる「クイック本人確認」の提供を開始すると発表した。同社もまた、Liquidの「LIQUID eKYC」を採用している。


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