抵抗線「A」を上回り、三角もち合いを否定。その後、ビットコイン価格は支持線「2」「3」と抵抗線「C」による70万円強から90万円強のボックスの上限をも上回ってきた。ボックス倍返しの110万円(抵抗線「D」)が当面の上値目標となる。抵抗線「B」と支持線「1」による三角もち合いだと4月上旬にもブレイクする形状になる。

なお、BTC半減期について前回は、2016年1月から5月下旬まで、BTC価格は350ドルから450ドル水準でもみ合いが続いていたが、5月27日以降に出来高を伴い上昇。6月13日に700ドル台に到達した後、瞬間的には777ドル(18日)まで上昇した。

半減期を迎えた7月9日以降は10月中旬まで600ドル前後で推移したが、10月下旬辺りから出来高が増加してじりじりと上昇し、2017年1月1日には1000ドル台に到達した。こうした過去の値動きや、BTCの需給が引き締まることを鑑みると、5月の半減期前後のBTC相場は上向きとなることが期待され、かつオーバーシュート気味に動く可能性がある。

5月12日に予定される半減期を控えて、BTCの価格のピークは3カ月前の2月中旬頃となる可能性がある。前回の値動きをざっくりと当てはめると、2月中旬から5月中旬までの間に150万円、8月~9月頃に200万円という価格が想定されることになる。

<SI>