昨日、FCoinは実質経営破綻状態であり、7000-13000BTCの資金ショートを発表しました。今後の顧客資産の出金が長期間に渡っての返済になることを発表していましたが、これらがExitScamである可能性が浮上しています。

中国業界に詳しいDovey Wan氏によると、2月14日の時点でFCoinのBTCコールドウォレットから多額のBTCが他の取引所に送られていることが確認されています。

送金された資金は、OKEx、Huobi、gateやBinanceといった取引所に送金し、そこからさらに取引所に分散されて送金されているものも確認できます。

今回、2月11日にFCoinのシステムメンテナンスを発表、コールドウォレットからは2月14日に最後の出金が行われており、昨日発表された内容との相違が見られています。

FCoinでは現在、顧客の出金申請をメールで受け付けていますが、今後、この資産は長期に渡っても返還されるかどうかが要注目点となりそうです。

Binance CEOのCZも本件に関しては、珍しくツイートで言及しており、創設者が「感動的なブログ」を書き、彼らのごく初期の頃からそうだったことを認めた。とも言及しています。

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